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浅間山を背景に、ウミを抱く浅間山を背景に、ウミを抱く

OUR STORY

私たちはペットフード業界の出身ではない。夫と私はともに金融の世界で働いていた。海外、そして東京。軽井沢に愛犬のウミと移り住んだのは、そのあとのことだ。食品会社を始めるつもりで来たわけではない。でも、ここでの暮らしは、食べることへの目線を変えた。

毎日同じ野原を歩き、同じ森を抜けて、季節が土地に働きかけるのを見ていた。名前を知っている農家の野菜を食べ、顔を知っている猟師の肉を食べた。基準は静かに、しかし確実に変わっていった。自分たちの食卓にあるものと、ウミのボウルに入っているものの差が、やがて見過ごせなくなった。

だから、自分たちでウミの食事を作り始めた。軽井沢の森で獲れた野生の鹿肉、信州のりんご、近くの農家で育った野菜。東京にいた頃のウミは、どこか不安そうな犬だった。軽井沢で、こうして食べるようになってから、ウミが、ウミ本来の姿に戻っていった。山の空気のおかげもあると思う。でも、食べているものも、きっと関係している。

やがて、ひとつの問いが避けられなくなった。なぜ、こういう食事が他の犬には存在しないのか。それが、Karuizawa Harvestを始めた理由だ。私たちがつくるすべての製品は、長野県産のホールフード素材を使っている。自分たちが家で料理するのと同じ食材を、同じ場所から。少量生産で、自分たちが愛する場所で作っている。

~ アン と ウミ